二大絵巻の里帰り

  • 2012/07/30(月) 20:41:05

先日、名古屋にあるボストン美術館へ 【日本美術の至宝】 (前期) を
それなりに、しっかりと並んで見て参りましたよ!!
修復され蘇った日本美術コレクションの迫力・・・。
今までにない、絵画の息遣いのようなモノを感じましたね

        

これが図録です!!
展示内容の第一章〜第五章まで、みどころが紹介されているので参考までに
アドレスを添付しておきますね。
http://www.boston-nippon.jp/highlight/

第一章のコーナーでは、仏画がメインだったのですが。。。
残念なことに快慶作の弥勒菩薩立像は、大阪展のみ展示だそうでガーン
でも、お気に入りの絵を見つけましたので、図録よりアップさせて頂きますネ。



コレです!!
すごく龍がステキでしょ?

そして第二章のコーナーは、海を渡った二大絵巻で、警備員の指示に従い
絵巻好きでない、おてきちも踏ん張って並びましたよ〜
吉備大臣入唐絵巻は、図録の説明によると、複数の画家の手によって工房による
制作の可能性が高いそうで、 また面白いのは、人物の顔の白色の顔料には
使い分けがなされているらしく、吉備真備の顔にのみ沿白が使われているんだって
中国の皇帝も含め、その他の人物にはおそらく白土が使用されている事も判明!!
要するに、高貴な人のみが鉛白を使って描かれるという話のようですね・・・。
そんなことまで分かるって、スゴイですよねぇ〜



これが平治物語絵巻〜三条殿夜討巻〜の一場面
今が旬の清盛で見た名場面だけに、少々おてきちも興奮気味!!
それにしても、昨日のオカルトチックな崇徳上皇にはビックリ致しましたが。。。
この絵巻は、日本絵画史上で最も迫力のある、合戦絵巻として名高い平治の乱を
描いた数巻からなる、そのうちの一巻だそうですが。。。
この炎のタッチこそ、非常にドラマチックに燃え立つ炎ですよね・・・。
これぞ源義朝の謀反によって起きた、その血なまぐさい紛争には欠かせない
限りなくメラメラした気持ちの表れによる、炎の存在だじょ



そして、第四章のコーナーにあった、6曲1双の長谷川等伯による龍虎図屏風
68歳、晩年のときの作品のようですね・・・。
何を描かれても、品がある等伯・・・。

最後の第五章のコーナーは、現地まで足を運んだ意味があったと実感する
幻想的な空間に、水墨画ならではの静なる迫力でもって
絵の中に引きずり込まれそうな。。。
曽我蕭白ならではの、ゾクゾクする魅力に思わず鳥肌が
力量の凄さに魅せられて、後期も必ずや逢いに来ますから待っててネ

ありがとう

  • 2012/07/29(日) 13:55:37

日中は猛暑が続いていますが、昨日の夕方は安土では涼しい風が吹いて
優雅にも屋外ライブに、寄り道して参りましたよん
☆99LIVE@Reachout the 6th

場所は、障害者支援のカフェ 「Reachout (リーチアウト)」
詳しくはこちら!!
http://99live.jp/



そして、こちらが ”大人のムード” 漂うメンバーの 【わさび】 さん
今、湖東地域で人気急上昇中のイケてるバンド!!
ラジオなどにも、出演されているそうだじょ

また使われている楽器には、サンポーネという竹笛を10本以上束ねて作られた
アンデス地方の楽器や、琉球文化を代表する三線 (さんしん) 蛇三線かな?
その他にも、カホンと呼ばれる箱型の珍しい楽器は、電源が要らないようで
それでいて、ドラムセットのような重低音のサウンドが出るのでスゴイ!!
昨日は、オリジナル曲の 「ありがとう」 や 「ふるさと」
それに大好きな 「ルージュの伝言」 もあったので大満足だじょ



楽しみのスイーツセットは、コレですね
歌ってもいないのに、喉が渇いて少し飲んでしまった後ですが。。。
甘すぎないケーキも、おてきちには最高に美味しかったです!!



他にも、団長さんや弁天さんといったパワフルなメンバーさんの生演奏を
聴きながら、月夜とともに安土の城下町は音楽ムードに包まれて
皆さんウットリしておられましたね・・・。
音楽は、あまり詳しくないのですが。。。
その空気感を、存分に楽しませて頂いた一時でした

ソフト灸 【竹生島】

  • 2012/07/27(金) 20:34:19

指圧の心は母心、押せば命の泉湧く
おてきち、指圧の心とまでは行きませんが。。。
昨日、思わぬ展開からプチお灸デビューを果たす事となりました
最初は怖かったけど、尊敬する会長のすすめとあらば、いざいざっ!!

どこか、痛いところはないか
そう聞かれて、うぅ。。。ん、痛くはないんだけど、痛々しいところはある。
それは、右手中指のペンだこぉ〜
でも、会長、お灸って熱くないですかねぇ〜???
なぁ〜んて質問する余地もなく、気がつけば、おてきちのペンだこが出来ている指に
お灸を貼り付けて頂き、素早い行為でライターの火でもって点火
か、会長ぉ〜〜〜

        

ふと会長の手を見たら、ゲッ!!こ、こんなに点火してるよぉ〜・・・。
もぐさ効果?で、会話も弾み、初めて訪問したお宅なのに長居をしてしまって。。。
だけどこんなにも美味しそうな果実まで、ごちそうになってしまったじょ

             

おてきちが、沢庵漬けの仕方を、生まれて初めて教えて頂いたのが会長の奥様です。
その奥様が、今年、初生りだという、よく冷えた無花果を出して下さいました。
お灸体験で大騒ぎをした上に、自家製のお野菜まで手土産に貰ってしまって。。。
カタジケナイじょ〜
だけど、ここだけの話、会長の奥様のことは、なぜか誰よりもスキなんだじょ
楽しい時間を、ありがとうございました!!
今度は、手土産をぶら提げて遊びに伺わせて頂きたく候

肉食系?!

  • 2012/07/26(木) 06:24:51

なつ、なつ、なつ、なつ、ココォ〜ナッツバター
アカン・・・。真夏の太陽が、おてきちの心の芯を狂わしている
うちわをマイクに持てば、瞬間的に現実逃避が可能!!
そして出掛けた先は、何と2回目の琵琶湖博物館デビュー
何が見たくって来たかって???
それは決まってます。どこか惹かれる、あのビワコオオナマズさんだじょ
まずは、その前に今年の蓮の咲き具合をチェックがてら、散歩です!!

        

うぅ〜・・・んまさにここはアイランド!!
絵になりますねぇ〜

        

毎朝、湖周道路を走っていると、巨大な望遠レンズを三脚で支えて
風車の辺りにピントを合わせ、じっと構えている男性がおられるのですが。。。
朝の日差しが強いため、パラソルを立ててディレクターチェアに座って
いったい何を狙っておられるのでしょうかね
機会があれば一度、聞いてみたいものだじょ・・・。

        

そして博物館の中は、さすが夏休みだけあって、子供のはしゃぐ声で
館内はある意味、動物園状態です
肝心の出逢いたかったナマズさんは、恥ずかしいのか姿を土管の中に
隠していて、この日は残念なことに出て来てくれませんでした・・・。

その代わりに、狙った獲物はタガメです!!
タガメと言えば、子供のころに捕まえられなかったベスト3には必ず
ランキングされるという人気のある、日本で最大の水生昆虫だそうですが。。。
ものすごい肉食系で、魚やカエル、ヘビにカメまでもを捕食する
その喰いっぷりの映像をPCで見たら、このゴッキーのような姿で
それらの生物に喰らいついている様子が、オゾマシかったじょ
おてきちが、もし田んぼでタガメを見つけたとしても、見なかった事にして
静かにその場を、立ち去ることでしょう

窯道具の路

  • 2012/07/25(水) 06:23:34

「せともの」 という言葉で、広く知られている瀬戸市は
1300年もの歴史をもつ、陶磁器産業の町で
窯道具を積み上げて造られた 「窯垣」 と呼ばれる垣根の路は
瀬戸百景 【窯垣の小径】 にも選ばれているそうだじょ
先日の旅路では、そこをちょいと散策してみましたよん

        

瀬戸市でも多くの製陶所は、この洞町にあったそうで、宝泉寺付近から東に向かう
約400メートルほどの狭い路地ですが、昔はこの道こそが洞町のメインストリートで
かつては陶磁器を積んだ荷車なども、行き交った陶の路だったんだじょ

         

顔料として使われた鬼板粘土の壁や、登り窯に製品を詰める際に使われた窯道具など
塀や壁に幾何学的に埋め込んで作られたステキな小径を歩いて行くと。。。
ちょうど中間地点くらいに、かつての窯元の家を利用して作られた
「窯垣の小径ギャラリー」 などもありましたよ

        

そして1番東の端まで行くと、そこには瀬戸市指定有形民俗文化財にもなっている
【洞本業窯】 と呼ばれる、大変に貴重な登り窯がありました。
信楽や伊賀にもあった、この連房式登り窯は、何度見ても迫力があるよなぁ

        

土から人の手によって生まれたやきものは、やがて窯変によって姿を変えて
人の目を楽しませてくれたり、食卓には欠かせない存在となって
人よりも長い生涯を生きていく・・・。
人も土へ還るように、土と人との関係は常に密接だと感じている。

        

こんな可愛い壁を眺めていたら、暑さもどこかへ吹っ飛びそうですが。。。
そんな見えないどこかに隠された、おてきちなりのヒントを手土産に
持ち帰れる喜びこそ、現地まで出向いた価値がある
時間の関係で、瀬戸蔵や数多くの街角ギャラリーを見て回ることが出来なかったので
出来れば寒すぎる季節に、ブーツ姿で歩いてみたいと思うじょ

伝世の器

  • 2012/07/24(火) 10:34:34

姫路城、熊本城、そしてこれが初めて見る名古屋城!!
あと、この3つの中で見た事が無い城は熊本城だけだな
しかし空飛ぶ金の鯱・・・。うぅ〜・・・ん。馴染めないじょ 
それに信長公は、この城で産声をあげたってホントかなぁ〜?

        

お堀電車ならぬ、お堀車から撮影した後に、向かった先は建中寺
そこでいきなり目に飛び込んで来たのは、やはり葵の紋所で飾られた山門 !!

        

慶安4年 (1651年) 創建当時の建築だそうで、総ヒノキ造りの三間重層門
しかも、この2階内部には、釈迦牟尼仏を中心とした十六羅漢の像が祀られていて
春分・秋分の日には、この山門に葵の紋所の幕が張られるそうだじょ〜
でも残念なことに、普段は2階は公開されていないとのこと。

         

そして、何とも面白い発見がありましたよ
本堂の回廊にある柱に、天明5年 (1785年) の大火で、再建する際に要材の
ゆとりが出来なかったとかで、このように柱の節痕に、縁起物や動植物などで
同材を使ってデザイン的に、埋め木をして手当てをされたそうだじょ

        

あっ!!ちゃ〜んとありましたよ!!葵の埋め木が・・・。
木材を大切にする江戸時代の宮大工の匠の技が、材は金ではなくとも
燻し銀の如く光ってましたよ・・・。

        

このように回廊の柱に、宝珠やら桜、猪目、将棋、小判などなど。。。
見ていて楽しい回廊柱に、思わず興奮してしまったじょ

         

そして、徳川ブラ旅の締めは、徳川美術館!!
御三家筆頭62万石の大大名、尾張徳川家に伝わる数々の重宝 「大名道具」 が
そっくりそのまま収められているそうで、世界的にも有名な国宝 「源氏物語絵巻」 も
原本の展示は、極めて短期間に制限されているそうですが
この美術館に収められているそうです

常設展示は、1ヶ月ごとに替えられているそうで、とにかく見応え充分の品々!!
武具や刀、茶道具に着物、全てが雅びでした
泰平の世の江戸時代であっても、常に軍備を怠ってはならなかった
徳川大名の刀剣は、まさに武士の魂だったのでしょうねぇ〜・・・。
名刀と言われる意味が、ここへ来て刀箪笥の葵の紋所を見た瞬間伝わって来たじょ・・・。

ちなみに今回の目的である、見たかった展示は 【器といれもの】
どこかでお目に掛かった事があるような、土師器や須恵器
他にも明、南宋、高麗、こんなにも色々とあるのは、財なくして有り得ない物品ばかり
だけど、あまりお気に入りは見付からなかったじょ・・・。
最後の最後まで、金尽くしのイメージが強かった尾張名古屋でした・・・。おわり

青田風

  • 2012/07/23(月) 21:30:14

夜が涼しいと、朝の目覚めもスッキリ爽やか!!
夏場の体力維持に大切なのは、食欲よりもまず睡眠です
そのためには、雨も3日に1度くらいの割合で降ってくれるのが理想ですが
雨乞いのダンスを知らないおてきちには、思うように雨までは操れないじょ

        

なので、涼のある風景を今日はアップ致します
日本の夏は、このように涼しげでありたいものです・・・。

        

暖簾や衝立、格子や縁側・・・。
打ち水は見てるだけで、少しは汗も引きますよね〜
古き良き建物を、地域で力を合わせて守って行って下さい。
そのように今日のニュースで、東近江市の五個荘の町並みをご覧になられた
皇太子さまは申されていましたね。

いつの日か、このような景色が消えて無くなるなんて、想像も出来ませんが。。。
それでも、人が守っていかなければ、そのいつかは自然と月日とともに訪れます・・・。
造るよりも、壊すよりも、守る力の方が大変なんだと、最近思うおてきちだじょ